骨髄バンクのドナー登録したいけど痛い?体験談や流れ・リスクを紹介

競泳選手の池江璃花子さんの白血病の発表には驚きましたね!

池江さんの発表により、骨髄バンクへの関心が高まり登録者や問い合わせが従来の50倍にもなっているとか!

今回は骨髄バンクに登録したいけど痛いのか?心配という方のために体験談や登録後の流れ、リスクなどについてご紹介していきます。

骨髄バンクのドナー登録したいけど痛い?

骨髄バンクに登録したいけど実際は痛いのか?気になるところですね。

実際に骨髄提供をされた方のアンケート結果がこのように出ています。

骨髄バンク 痛み

出典:日本骨髄バンク

こちらは退院時の痛みについてですが、ほとんどの方が少し痛いと答えられています。

私が看護師として働いていた時もドナー登録した方が骨髄採取のため時々入院されてきましたが実際の痛みはこれと同じでした。

『のどのあたり』と『排尿時痛』『腰のいたみ』が軽くありますが、痛み止めを飲んで数日過ごせば痛みは消えて退院の時は大丈夫という方がほとんどでした。

のどが痛いのは手術室で全身麻酔をかけるためにのどに気管挿管をするため、管を抜いた後ものどが痛かったり声がかすれたりということがあります。

排尿時痛は全身麻酔の際におしっこの管をいれるので管が入っていた影響で痛みがあることがありますね(>_<)

これもしばらくすれば良くなります。

『採取部位』は腰に太い注射針を刺して骨髄液を採取するので鈍い痛みが数日残ります。

動いたりすると痛みがあるので痛み止めを処方されます。

出典:日本骨髄バンク

3か月後のアンケートでは痛みはないが約91%、8%の方が少し痛いという結果が出ています。

もう一度提供をお願いされたらどうするか?についても79%の方が提供すると答えているのを見ると骨髄提供による負担はそこまで大きくないととらえます。

骨髄バンクドナー体験談

実際に骨髄バンクに登録し、骨髄提供した方の体験談はどうなのでしょうか?

芸能人の方では木下ほうかさんが提供されています。

木下ほうかさんの場合

木下ほうかさんは痛快スカッとジャパンでのイヤミ課長で知られていて個性派俳優さんですね(^^)

木下ほうかさんは実は献血が趣味でこれまでの献血回数は51回!

骨髄バンクへの登録したきっかけは、大学時代に4年付き合っていた彼女が急性骨髄性白血病で亡くなったという辛い経験をしていたそうです。

彼女がなくなられてから数年は骨髄移植については考えられなかったそうですが、きちんと調べたら不安も解消されドナー登録をしようと決意されます。

なぜ、ドナー登録しようと思ったのかは彼女の存在があったからなのですね!

木下ほうかさんの場合は、登録してから5年後で連絡があり仕事も順調な時だったのでしばらくは悩んでいたそうです。

その時ちょうど本田美奈子さんが骨髄移植を考えていたのにドナーが見つからずに亡くなってしまったこともあり、『人が生きるか死ぬかということに比べたら僕の不安なんて大したことじゃない』と、大学時代の彼女の件もあったので提供に踏み切ったそうです。

骨髄提供の手術はどうでしたか?

木下ほうかさんによると、全身麻酔で気が付いたら病室にいた。麻酔から覚めても痛みはゼロに近かったと話しています。

骨髄液も無事に患者さんに届けられたと聞いてうれしい気持ちになったと。

手術後は患者さんからの手紙を見て患者さん本人と奥様からいただいた手紙を見ると10年以上たった今でも涙がでるそうです。

行動一つで一人の命が救われたことは本当に素晴らしいですね!

木下ほうかさんは本も出されているので興味のある方はご覧ください。これから登録をされる方の参考になるかもしれません。

骨髄バンクドナー登録した後の流れ

骨髄採取の場合

では登録した後の流れをご紹介していきます。

骨髄採取には2種類『骨髄採取』と『末梢血幹細胞採取』があります。

骨髄採取は全身麻酔で腰のあたりから採取する方法。

末梢血幹細胞採取はG-CSFという白血球を増やす注射を肩に打ち、白血球が十分に増えたら採取します。献血の時と同じような両腕から太い針を刺して遠心分離機で造血幹細胞だけを取り出し血液はまた体へ戻す方法です。

骨髄採取になるか、末梢血幹細胞移植になるかは患者さんの状態で変わります。

流れは

  1. 通知が届く 
  2. コーディネート開始 採取の1~1.5ヶ月前
  3. 最終同意 家族同席で行う
  4. 健康診断
  5. 採取の準備 採取量に応じて貯血しておきます。
  6. 入院 (通常3泊4日)
  7. 骨髄液採取
  8. 退院フォローアップ

となっています。

骨髄採取の場合は手術当日の朝から点滴をしたりなどの処置もあります。

末梢血幹細胞採取の場合

末梢血幹細胞採取は

  1. 通知が届く 
  2. コーディネート開始 
  3. 最終同意 家族同席で行う
  4. 健康診断
  5. 採取の準備 採取日3~4日前に毎日G-CSF注射(通院も可) 
  6. 入院 入院してから注射する場合6泊7日程度(注射してから入院の場合は3泊4日程度)
  7. 末梢血幹細胞採取 4時間程度 1日で足り無い場合は翌日も採取
  8. 退院

G-CSF注射をしたら、関節や骨痛がしますが痛み止めで消失します。

両腕の血管が細くて上手く取れない場合は足の付け根の鼠けい部(そけいぶ)から取ることになる場合があります。

 

出典:https://www.jmdp.or.jp

骨髄バンクドナーのリスクは?

骨髄採取は、医療行為ですので全くのリスクがないとは言えないですが骨髄採取、末梢血幹細胞移植の両方とも骨髄バンクの認定をうけた専門医が行う安全性の高い医療技術です。

麻酔に伴う合併症はこのように説明がされています。

ドナーのためのハンドブック

過去には海外では骨髄採取で4例、日本国内では骨髄バンクを介さない採取(血縁)で1例死亡例が報告されています。

まとめ

痛みは個人差がありますが経験された人のほとんどが数日で軽快と話しています。

もし骨髄バンクへの登録を考えているのなら骨髄を待っている方のためにも登録者が増えてくれることを期待しています。

リスクを心配される方もいますが、ご家族と相談し納得した上で提供できるようにしていきましょう。

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